教育方針・カリキュラム | Educational Policy and Curriculum

カリキュラム

カリキュラムポリシー

食資源や健康食品の生体への効用・安全性にかかわる専門力を養うとともに、食料の生産・加工等も視野に入れて教育課程を編成・実施します。授業科目は、「食と健康」に関する学問的な基礎及びマネジメント等の基礎を養う『基礎科目』、実践的学修を通じて課題発見・解決能力及び高度専門職業人としての資質を養う『専門科目I』、健康と食資源に関する専門性を養う『専門科目II』に区分して配置します。また、グローバル社会と研究開発を橋渡しすることのできる専門力と実践力を備えた国際的な高度専門職業人を養成するという目的を踏まえ、フィールド活動やインターンシップなど実践的学修を重視します。本専攻では、「食と健康」に関する現実の課題に対して、調査・分析を適切に行い、実践的・実務的な有効性が認められる提案を行うことのできる能力を養うことを重視するため、修士論文ではなく、特定の課題についての研究の成果として「特定課題研究報告書」の作成を課します。なお、本学、ボルドー大学及び国立台湾大学の3大学による国際連携教育課程のメリットを最大限に発揮できるよう、学生全員が、第1セメスターを本学、第2セメスターを国立台湾大学、第3セメスターをボルドー大学で学修する。第4セメスターは、学生の特定課題研究のテーマ及び修了後の進路希望等を踏まえて3大学のいずれかを中心に学修します。

教育課程の全体像

教育課程の全体像

各セメスターの学修目標

本専攻の人材養成目的に従い、3大学が連携して順次性のある体系的な教育課程を編成・実施するために、各セメスターにおいて養う能力等を次のとおりとする。

第1セメスター/筑波大学

 健康と食資源に関する専門基礎力、物質の生体への効用・安全性評価に関する専門力、起業家精神、マネジメント力、専門英語力

第2セメスター/国立台湾大学

 健康と食資源に関する専門力、アジアの社会・自然環境における課題発見・解決能力、アジア企業におけるR&D やプロジェクトマネジメントの基本

第3 セメスター/ボルドー大学

 健康と食資源の結びつき及び食資源の評価開発に関する専門力、欧州の社会・自然環境における課題発見・解決能力、欧州企業事情・食料安全政策、キャリア形成・職業意識

第4 セメスター/3大学から選択

 研究テーマに応じた一層の専門力、企業インターンシップを介したキャリアパスの充実、修了後の進路に応じた実践力

履修モデル

履修モデル(PDF)

コース概要 / シラバス

筑波大学(UT)


授業科目名授業形態セメスター単位必修/選択開講場所担当教員授業概要
基礎毒性学講義第1セメスター1必修筑波大学(UT)熊谷嘉人、安孫子ユミ
毒性学は、物質が生命体や生物系に及ぼす毒性作用の根底にある特質やメカニズムを研究する学問である。また毒性学は、投薬量の濃度、期間、生命体の毒性物質曝露頻度に関連した有害作用の定量的評価も扱う。他の科学分野と同様に、毒性学も薬剤、食品添加物、農薬、工業化学物質として使用される、比較的安全な化学物質の開発に貢献している。本授業では、1)毒性学の一般的側面(特に化学毒性学および分子毒性学)、2)高分子の機能障害と細胞損傷をもたらす、解毒と代謝の活性化に関与する毒物の生体内変化、3)毒物に対する初期の反応と細胞の保護、4)毒性評価の4点を主に学ぶ。
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環境医学概論講義第1セメスター2必修筑波大学(UT)熊谷嘉人、安孫子ユミ、中山祥嗣
環境中には多くの化学物質が存在し、人体に重大な影響をもたらす。しかし、近年の分子学的研究が明らかにしているように、環境科学物質への曝露が引き起こす疾病は、少なくともその一部が、生体中のタンパク質のようなマクロ分子との相互作用に起因する。本講義では、環境科学物質への曝露がもたらす諸症状と、それら物質への初期反応と細胞防御について学ぶ。
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食料健康科学概論講義第1セメスター1必修筑波大学(UT)熊谷嘉人、市川政雄、松本正幸、森川一也、大庭良介、岡部佳弘、山岡裕一、北村豊、江面浩、松倉千昭、阿部淳一ピーター、Dominique Rolin、Thierry Noel、 Michel Hernould、Catherine Bennetau 、Ming-Ju Chen、Suming Chen、Chang-Chuan Chan、Hsinyu Lee、Han-Yi E. Chou、Tang-Long Shen、Tsai-Kun Li
人類が地球規模で直面する健康の維持・増進や食料の安全供給等の課題の解決には、食料が健康に及ぼす影響を科学的に理解する必要がある。本科目では、本専攻で養う専門力の3つの柱、すなわち「健康と食資源を結びつける力」「健康安全保障問題を捉える力」「食料安全保障問題を捉える力」にかかわる系統的基礎知識と俯瞰的理解力・思考力を身につける。筑波大学の教員を中心に、ボルドー大学および国立台湾大学の教員からも講義を受けることで、世界的な視野で「食料と健康」に関する問題を俯瞰する。
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アントレプレナーシップトレーニングI講義第1セメスター2必修筑波大学(UT)大根田修、原田義則
シーズとなる技術、或いはアイデアを自ら社会に還元するために必要とされるマインドとスキルを育成する。社会のニーズの把握、起業、さらに事業の継続に必要とされる考え方とスキルを講義で学習するとともに、実際に企業を訪問して学習する。成功事例の他、失敗事例についても学ぶ。
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食料健康科学演習I演習第1セメスター1必修筑波大学(UT)熊谷嘉人、市川政雄、大根田修、松本正幸、森川一也、大庭良介、岡部佳弘、江面浩、松倉千昭、山岡裕一、阿部淳一ピーター、北村豊
少なくとも1名の担当教員のラボセミナーに参加し、「食料と健康」に関する最新の原著論文を抄読し、研究目的、方法、結果について理解し、当該研究の意義、問題点、残された課題について討論する。また、場合によっては、原著論文の代わりに特許などイノベーションに関わる事項を対象としてもよい。食料健康科学演習Iでは筑波大学の担当教員のもとで学習することで、健康と食資源に関する専門基礎知識、物質の生体への効用・安全性評価に関する専門力などを涵養する。
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腫瘍学講義第1セメスター2選択筑波大学(UT)野口雅之、入江賢児、加藤光保、久武幸司、櫻井英幸、佐藤幸夫、千葉滋、兵頭一之介、増本幸二、南学、大林典彦、鈴木裕之、溝上裕士、高屋敷典生、河合弘二、齋藤祥子、坂本規彰、坂下信悟
がんの疾患概念、原因、発生と進展の機序について分子のレベルで理解するとともに、これらの知識がヒト腫瘍の診断治療にいかに応用されているかを学習する。基礎知識の習得を目的としながら、最新のがん研究(基礎)・診断治療(臨床)のトピックスについても取り上げる。悪性腫瘍の定義、病因、進展のメカニズムを学ぶ。悪性腫瘍の診断、治療の基盤も理解する。
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生物資源科学のための英語論文の書き方講義第1セメスター1選択筑波大学(UT)山岡裕一
食料安全保障に関する科学論文を英文で書くために必要な基礎事項、例えば論文の構成、適切な表現方法、図表の作り方、雑誌のエディターとのコミュニケーション方法について、社会科学的な側面も含めて学習する。各回の講義では、背景、材料と方法、図表、結果、議論、要旨と引用文献、口頭発表、投稿プロセスについて具体的な事例と共に学習する。
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医学英語講義第1セメスター1選択筑波大学(UT)宮増フラミニア、マティス ブライアン
学生が科学者として挙げた成果を効果的かつ精力的に世界の科学者コミュニティへ伝えていく際に必要となる英語の語学力を伸ばすことが本授業の目標である。その目標達成のため、学生は科学的ライティング、科学的プレゼンテーションのそれぞれについて、2名の英語ネイティブの教員から指導を受ける。学生全員が科学的討論の仕方を学ぶ。扱われるトピックは健康安全保障を含む医科学に関連した内容となる。
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橋渡し研究概論講義第1セメスター2選択筑波大学(UT)橋本幸一、村谷匡史、柳健一、藤江敬子、鶴嶋英夫、小島崇宏
医薬品や治療器具、医用材料の開発や治療・診断装置の開発においては安全性・有効性の科学的実証研究は欠かせない。最近では予防医学の観点に立った機能性食品等の開発においても医薬品開発と同様の安全性・有効性の科学的実証研究が欠かせないものとなってきている。また医療現場のニーズに合わせて技術的シーズの迅速な育成が強く求められている。こうした状況にあって科学的観点のみならず技術経営的観点に立脚し戦略的に医療・医薬・健康に関わる研究開発をマネージメントすることの重要性とこれらに関わる様々な職種の存在を理解させると共にこうした業務を担う人材の育成の一環とする。
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ガンの生物学演習第1セメスター2選択筑波大学(UT)入江賢児、加藤光保、高橋智、大庭良介、大林典彦、鈴木裕之、川口敦史、水野智亮、船越祐司、須田恭之
ガンの生物学をテーマにしたオムニバス方式の遠隔講義。インターネット回線を使った国立台湾大学、京都大学との交流授業、英語による論文紹介と討論を通して、ガンの生物学の専門知識、および英語によるサイエンスコミュニケーション能力を身につける。筑波大学が主催し、国立台湾大学、京都大学よりテーマにあった講師が参画する。
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保健医療政策学・医療管理学講義第1セメスター2選択筑波大学(UT)近藤正英
健康安全保障問題、特にその社会医学的側面の理解に必要な、わが国の保健医療制度や医療保険制度の現状や課題、わが国の保健医療サービスの質や評価の現状を学ぶと共に、それらの研究に必要とされる臨床経済学や医学判断学の基礎を学ぶ。これにより、保険医療制度の課題やその対応について、法律の視点や経済的な視点を含め、保健医療政策学的な視点から論じることができるようになることを目的とする。
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食料システム学特論講義第1セメスター2選択筑波大学(UT)北村豊
本科目では食料システムという観点で食料安全保障について学習する。食料資源の生産から消費までの課程は、多種多様不斉一な生物体を対象とすること、省エネルギー・省資源等の持続性を要求されること、自然の影響を受け人為的制御が困難であること等の理由から、その最適化や効率化のためにはシステムとして取り扱うことが有効である。ここでは食料システムの構築に必要不可欠な理論や技術について解説する。
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アントレプレナーシップトレーニングII演習第1セメスター2選択筑波大学(UT)大根田修、原田義則
アントレプレナーシップトレーニングIで学習した内容をもとに、実際の起業案を学生グループごとに作成して発表する。起業案作成に必要な、プロジェクト・マネジメント、市場調査、組織構築、資金計画、スケジューリング、リスク管理、出口戦略などを学習する。
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グローバルフードセキュリティー特論講義第1セメスター2選択筑波大学(UT)山岡裕一
食料と健康に関するトピックの中で、食料安全保障研究に焦点を当てる。食料安全保障研究は近い将来に訪れる世界規模の食料危機に対応すべく盛んになっている分野である。当該研究分野のトピックや最先端の技術を講義する。加えて、各学生の指導担当教員が、グローバルフードセキュリティーに関連するそれぞれの研究分野の研究トピックを紹介し、現在の課題や解決に向けての研究方法を理解させる。レポートとレビューによって評価する。
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食料健康科学研究I実験・実習第1セメスター3選択筑波大学(UT)熊谷嘉人、市川政雄、大根田修、松本正幸、森川一也、大庭良介、岡部佳弘、江面浩、松倉千昭、山岡裕一、阿部淳一ピーター、北村豊
「食と健康」に関する研究の方法と原理について、国際連携食料健康科学専攻が有する共同実験室及び担当教員のラボに滞在し、具体的な研究テーマを通して実践的に学ぶ。食料健康科学研究Iでは、筑波大学の指導教員のもとで学習することで、健康と食資源に関する専門基礎技術、物質の生体への効用・安全性評価に関する専門基礎技術を習得する。成果をレポートとして報告し、各担当教員が成績評価を行う。
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日本企業インターンシップ実習・実験第1セメスター3選択筑波大学(UT)松倉千昭、岡部佳弘、森川一也、大庭良介
日本の企業や私的研究所等の学外の協力拠点に出向き、就業体験を通じて、日本の企業風土や文化を学習するとともに、学習内容を特定課題研究執筆や就職へ活用することを目指す。体験学習を行う施設は、契約されたインターンシップ拠点、または、自らが申し込みしてインターンシップ関連の委員会で承認された施設の中から選択する。インターンシップの成果はレポートとしてまとめ、成果報告会で発表する。
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国立台湾大学(NTU)


授業科目名授業形態セメスター単位必修/選択開講場所担当教員授業概要
健康研究メソッドの原理と応用第2セメスター3必修国立台湾大学(NTU)WEI-JANE CHEN
The module will be delivered over one semester, as a blend of small group work and lectures, practical exercises, group project, presentation and in-class discussion of reading tasks.
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環境と産業衛生第2セメスター3必修国立台湾大学(NTU)CHANG-FU WU
Introduce the core knowledge in environmental and occupational health. Present the updated research themes.
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グローバルヘルス諸課題第2セメスター3必修国立台湾大学(NTU)詹長権(Chang-Chuan Chan)
「グローバルヘルス諸課題」は、グローバルヘルスの博士課程の授業とする。分野横断的なグローバルヘルスのテーマと疾病のグローバル規模での負荷に関する知識を身に付け、またグローバルヘルス改善のための協調の方法を学ぶ。また講義のほか、アジアやアフリカのグローバルヘルスの事例についても取り上げる。
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台湾農業第2セメスター3選択国立台湾大学(NTU)陳明汝(Ming-Ju Chen)
1. 序論(陳明汝、動物科学技術学系)
2. 台湾の土壌特性、汚染、浄化技術(陳尊賢、農業化学系)
3. 台湾の植生生態学と多様性(鍾國芳、森林環境資源学系)
4. 台湾の果樹生産(李國譚、園芸景観学系)
5. 台湾における果樹の主な病害の管理方法(洪挺軒、植物病理学微生物学系)
6. 台湾における作物育種(林彦蓉、農芸学系)
7. 台湾の植物産業と収穫後技術(陳仁治、生物科技研究所)
8. 台湾農業における有害生物防除の現状(李後晶、昆虫学系)
9. 台湾における畜産序説(朱有田、動物科学技術学系)
10. 台湾における動物疾病防除と検疫(周晋澄、獣医専業学院)
11. 現代農業へのバイオテクノロジーの応用(張孟基、農芸学系)
12. 台湾における農業バイオテクノロジーと機能性食品(羅翊禎、食品科技研究所)
13. 動物生産と繁殖の先端バイオテクノロジー(宋麗英、生物科技研究所)
14. 台湾における農業工学序説(胡明哲、生物環境系統工程学系)
15. 台湾における農業機械化(陳世銘・葉 仲基、生物産業機電工程学系)
16. 台湾における農業拡大と通信(岳修平、生物産業普及発展学系)
17. 農業貿易自由化と対応戦略(吳榮杰、農業経済学系)
18. 学期末試験
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応用微生物学第2セメスター3選択国立台湾大学(NTU)沈湯龍(Tang-Long Shen)
冬虫夏草類を中心に、以下の例を挙げていく。受講している学生は、特に冬虫夏草類など昆虫に寄生した菌で、伝統中国医学(TCM)で用いられてきたことで知られる在来菌の収集を行う野外学習への参加を必須とする。さらに収集した菌を特定して培養し、分析する練習も行う。本授業では、それら菌類の生物学的検定と毒性試験を実施し、グローバルヘルス向上を目的とした医学や健康補助の分野での利用法を調査する。最終的には、冬虫夏草類のインビトロでの培養と発酵増殖の実験計画について学ぶ。これは、将来の産業化に重要となってくる。
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分子栄養学:ゲノム・代謝・健康から第2セメスター2選択国立台湾大学(NTU)羅翊禎(Yi-Chen Lo)
本科目は米国ミシシッピ大学、台湾大学、台湾師範大学、屏東科技大学等の4校の共同で実施する。授業の内容は、テレビ会議システムによって同時進行し、すべての講義と討論は英語で行う。主な授業内容は、栄養生化学、栄養ゲノム学、栄養代謝学、エピゲノム学である。主に飲食と栄養が個人の遺伝子と代謝に与える影響、特に、どのように分子の側面から健康に影響するのかを探る。対象は、栄養の基本知識と概念を持つ学部4年生及び大学院生とする。
担当教員は以下のとおり:
台湾大学生物技術系:蕭寧馨(Ning-Sing Shaw、教授)
台湾大学食料科技研究所:羅翊禎(Yi-Chen Lo、助理教授)、潘敏雄、謝淑貞
ミシシッピ大学:鄭文興(Wen-Hsing Cheng、助理教授)
台湾師範大学:蘇純立(Chun-Li Su、教授)
屏東科技大学:余祺
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乳製品のバイオテクノロジー第2セメスター3選択国立台湾大学(NTU)陳明汝(Ming-Ju Chen)
知識の生産と普及の文化と制度について考察する。対象となる主題は科学的なものとそうでないもの両方を含む。テーマは、1.学術機関と学問分野の文化、2.科学的知識の文化、3.口承文化と文字文化、4.健康、ダイエット、性、国籍など非知性的知識の4つ。
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生体分子の細胞ネットワーク第2セメスター2選択国立台湾大学(NTU)沈湯龍(Tang-Long Shen)
本科目の内容は、細胞内の情報分子の紹介、作用メカニズム、参与プロセス、及びそれが調節する細胞機能と生物反応である。これらの細胞情報伝達は、生物の中で独自性と共通性を持つ。このため、動物細胞の組織、植物、微生物内の重要なプロセスについて例を挙げて紹介する。本科目は、講義とテーマ討論の方法による。台湾大学がメインの実施校となり、京都大学とテレビ会議システムを用いて同時に実施し、国際的な学習交流とインタラクションを促進する。全ての授業は英語で行われる。
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疾病負荷の測定 方法と応用第2セメスター2選択国立台湾大学(NTU)林先和
The measurement and quantification of population health could assist health policy making and priority setting. In the past few years there have been major advancements in burden of disease research, mainly led and stimulated by the Global Burden of Disease Study (GBD). This course will give an overview on the concepts and methods used to quantify the burden of disease at the national and global level. The GBD will be a main focus of this course, but other alternative approaches will also be reviewed. The course consists of lectures, computer labs, a hands-on group-based project, and a field visit to the Department of Statistics of Ministry of Health and Welfare.
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バイオアントレプレナーシップトレーニング講義第2セメスター2選択国立台湾大学(NTU)Ning-Sing Shaw
バイオ分野において起業能力を備えた人材を育成する。台湾での起業・企業の実例を通して、起業・経営に必要な基礎知識(組織、経営、産官学共同、ブランド、マーケティング、ポジショニング、バリュープロポジションなど)を学習する。加えて、台湾のバイオ企業を実際に訪問して企業の実情について理解を深める。
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生物医科学研究橋渡しのためのブートキャンプLectures with optional practical training, lab experience and experiments第2セメスター3選択国立台湾大学(NTU)Coordinators: Prof. Tsai-Kun Li and Han-Yi Chou
Students need to study the subject under at least one instructor.
Prof. Tsai-Kun Li, Prof. Han-Yi E. Chou, Prof. Shu-Chun Teng, Prof. Chang-Chuan Chan, Prof. Hsinyu Lee, Prof. Ming-Ju Chen, Prof. Tang-Long Shen
In this course, students plan and implement biomedical and translation research lab related to unmet needs of food security and global health and identify social and natural environment-related issues/challenges in R & D. aiming to provide basics and trainings for building and boosting skill sets of students for a community of solutions for the unmet needs. This boot camp aims to initiate and engage graduate students in a process to translate evidence-based medical care and food security into locally relevant and globally appropriate approaches and technologies, especially on the aspects of biochemistry and molecular biology. Students shall implement their own identified unmet needs and work optionally in the relevant labs while regularly holding discussions with course faculty members. After completion of combined course time, lectures and training with optional laboratory work, students must submit the report of research progress which will be evaluated by the course coordinators and respective instructors who host the students. The Bootcamp will conclude with a “Student Biomedical and Translational Research Symposium” open to all faculty, researchers and students. During preparation, MCB students will be provided with optional personal tutors/instructors.
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フィールドと実験室の融合(台湾)実習・実験第2セメスター3選択国立台湾大学(NTU)Students need to study the subject under at least one instructor.
Prof. Hsinyu Lee, Prof. Tsai-Kun Li, Prof. Chang-Chuan Chan, Prof. Ming-Ju Chen, Prof. Tang-Long Shen, Prof. Han-Yi E. Chou
In this course, students plan and implement field practicum related to Food and Health and identify social and natural environment-related issues/challenges in R & D. Students implement their own R&D based on the issues/challenges they have identified in the field and worked on in the lab while regularly holding discussions with course faculty. Combined practicum time in the field and laboratory is 90 + hours. Student must submit the report of research progress which will be evaluated by the instructor who hosts the student.
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食料健康科学演習II演習第2セメスター1選択国立台湾大学(NTU)Hsinyu Lee, Tsai-Kun Li, Chang-Chuan Chan, Ming-Ju Chen, Tang-Long Shen, Han-Yi E. Chou
少なくとも1名の担当教員のラボセミナーに参加し、「食料と健康」に関する最新の原著論文を抄読し、研究目的、方法、結果について理解し、当該研究の意義、問題点、残された課題について討論する。また、場合によっては、原著論文の代わりに特許などイノベーションに関わる事項を対象としてもよい。食料健康科学演習Ⅱでは国立台湾大学の担当教員のもとで学習することで、健康と食資源に関する専門力、アジアの社会・自然環境における課題発見・解決能力を涵養する。
シラバス (PDF)
食料健康科学研究II実験・実習第2セメスター2選択国立台湾大学(NTU)Hsinyu Lee, Tsai-Kun Li, Chang-Chuan Chan, Ming-Ju Chen, Tang-Long Shen, Han-Yi E. Chou
「食と健康」に関する研究の方法と原理について、担当教員のラボに滞在し、具体的な研究テーマを通して実践的に学ぶ。食料健康科学研究IIでは、国立台湾大学の指導教員のもとで学習することで、健康と食品科学に関する専門性を身につける。成果をレポートとして報告し、各担当教員が成績評価を行う。
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台湾企業インターンシップI実験・実習第2セメスター3選択国立台湾大学(NTU)Hsinyu Lee
台湾の企業や私的研究所等の学外の協力拠点に出向き、就業体験を通じで、台湾の企業風土や文化を学習する。体験学習を行う施設は、契約されたインターンシップ拠点、または自らが申し込みしてインターンシップ関連の委員会で承認された施設の中から選択する。インターンシップの成果はレポートとしてまとめ、成果報告会で発表する。
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台湾企業インターンシップII実習・実験第2セメスター15選択国立台湾大学(NTU)Hsinyu Lee
台湾において、企業や研究所等の学外の協力拠点に出向き、就業体験を行う。台湾企業インターンシップIよりも長期間のインターンシップを可能とする。台湾の企業風土や文化を学習することに加え、学習内容を特定課題研究執筆や就職へ活用することを目指す。そのため、就業先での学習とともに、担当教員、研究指導教員やメンター教員等から学習内容の特定課題研究や就職への活用について指導を受ける。インターンシップの成果はレポートとしてまとめ、成果報告会で発表する。
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ボルドー大学(UB)


授業科目名授業形態セメスター単位必修/選択開講場所担当教員授業概要
フィールドから実験室へ―データ管理とデータ検索クラス授業/実験/個別作業第3セメスター1.5必修ボルドー大学(UB)のグリーンキャンパスとキャリエールキャンパス、および近隣の農場とアグロフード企業Pr. Thierry Noel、Pr. M. Hernould
まずは農家の疑問と消費者の要望から、学生と共に実験室での取り組みを計画する。学生はもたらされたデータを収集し、教員と共にもっとも効果的に結果を処理するデータ検索方法を選択する。最終的に、当初の専門的および科学的疑問の実験を分析して結論を出し、その発表に向けて取り組む。この授業の目的は、社会経済的要望を解決すべき科学的疑問に置き換え、申請募集に対する計画書となるプロジェクトを構築できるよう学生を育成し、ワークパッケージ、プロジェクト管理、資金援助を説明することである 。また、プロジェクトチームとして教員と協力し、プロジェクトチーム管理とコミュニケーションのスキルを育成する。
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国際科学セミナーセミナー/個別作業第3セメスター1.5必修ボルドー大学(UB)グリーンキャンパスProf Dominique Rolin、Prof Michel Hernould、Prof. Philippe Gallusci
Research Federation of Integrative Biology and Environment(統合生物学・環境調査連盟)開催の科学セミナーに10回参加して各分野の知識を習得し、シニア科学者による国際研究セミナーを経験する。セミナーのテーマは世界中から招待される科学者によって異なるが、植物生物学、バイオテクノロジー、植物生理学、代謝学に関連したものとなる。チュートリアルでは、セミナーでのノートの取り方と簡潔な概要の作成方法を指導する。招待された科学者と議論し、自分の科学的関心とR&Dを結びつけることができる。
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オミクスとバイオインフォマティクスの食料健康科学への応用(分子生合成から人の健康へのプラスとマイナスの影響まで)講義/事例研究と個別作業第3セメスター1.5必修ボルドー大学(UB)Prof. Dominique Rolin(UB)、Prof. Antoine de Daruvar、Prof. Michel Hernould、Prof. Catherine Bennetau、Prof. Jean-Michel Merillon、Associated Prof. Gérard Barroso, Associated Prof. Stéphanie Krisa、Prof. Thierry Noel
トランスクリプトミクス、プロテオミクス、メタボロミクスは、食品科学と補完医療における統合オミクス解析の3大分野である。エピジェネティクスやマイクロRNAなど、この他のオミクス分野への関心も高まっている。食品科学でオミクス手法が多く活用されるようになったのは、近年の技術およびバイオインフォマティクス手法の発展によるところが大きい。さらに、複数のオミクス解析を組み合わせて(統合オミクス)実施し、食品成分の機能性を網羅的に理解する研究も盛んに行われている。しかし、統合オミクスのデータ解析には、膨大な作業と高いデータ処理スキルが求められる。この授業では、人の栄養学分野におけるデータ統合の生物学的事例と、研究で直面する課題を紹介する。生合成経路と食品流通での作用を調査し、分子の生合成から人の健康へのプラスとマイナスの影響(ビタミン、マイクロトクシン、カロテノイドやポリフェノールなどの二次代謝産物)までを重点的に取り上げる。
シラバス (PDF)
キャリアパス・セミナー個人作業とチュートリアル第3セメスター1.5必修ボルドー大学(UB)Prof. Dominique Rolin(UB)、Associated Prof. Claudine Trossat(UB)
インターンシップや就職先を探す上で不可欠な考え方とスキルを育成する。就職口やインターンシップの探し方を学んで実践し、求職の申し込みや面接の流れを理解して実践する。各自の専門プロジェクトに関連するキャリア選択を模索し、将来的なキャリア決定に個人的スキル、適性、能力を結びつける。仕事とキャリアの選択肢を十分に理解する。同時に、それぞれの専門プロジェクトに関連して選択した理系科目の技術観察を実践する。講義は英語で行われる。
シラバス (PDF)
グリーンバイオテクノロジー講義/事例研究第3セメスター1.5選択ボルドー大学(UB)Prof. Philippe Gallusci(UB)、Prof. Michel Hernould(UB)、Assistant-Prof. Fredéric Delmas(UB)
植物バイオテクノロジーの戦略や方法の最新状況に関する知識を深めることを目標としている。GMOの利用と規制、ゲノム編集技術、合成生物学などを学ぶ。この分野での研究や産業プロジェクトの立ち上げに活用できるさまざまな戦略をより一層理解するための事例を中心に取り上げる。
シラバス (PDF)
農業生産への(生物的及び非生物的)環境ストレスの影響講義/事例研究第3セメスター1.5選択ボルドー大学(UB)Prof. Eric Gomès(UB)、Assistant-Prof. Gérard Barroso(UB)、Assistant-Prof. Virginie Lauvergeat(UB)
植物にとって環境要因との相互作用は成長する上での鍵であるため、生産量と作付け体系の効率にとっても鍵となる。ここでは、非生物的(温度、光、水、栄養量)および生物的(植物病原性微生物や共生微生物)要因の影響を中心に作物の生理機能や生産性を取り上げる。植物の適応戦略と防御機構を学習する。植物感染時の植物病原性糸状菌のマイコトキシン生産についても植物の防御機構に対する反応として学習する。
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植物育種学の最先端とその利用研究者と教員の講義、事例研究、データ実習、植物育種の企業訪問第3セメスター1.5選択ボルドー大学(UB)Associate Prof. Valérie Schurdi-Levraud(UB)、Associate Prof. Pierre-François Bert (UB)、Prof. P. Gallusci (UB)
植物育種学は食品、飼料、工業用の植物種の開発に重要な役割を担っている。植物育種は欧州とアジア市場などの戦略市場を持つ国際企業が行っている。新品種は、生産量、バイオマス生産、病害耐性、品質特性、塩耐性、干ばつ耐性、オーガニック生産同様の持続可能な植物生産システムに関する現在の需要を満たさなくてはならない。植物育種には、遺伝子クローン作成などの分子レベルから個体レベルまでさまざまな局面があり、栽培植物の分子生物学、生理学、病理学、後成遺伝学、生物情報学、バイオテクノロジー、遺伝学の知識が不可欠である。
ここでは、21世紀の植物育種の課題を取り上げ、分子マーカー、遺伝子クローニング、ゲノム選抜、遺伝子型と環境の相互作用、および関連のバイオテクノロジーを含む最新の植物育種戦略を作成する。個人プロジェクトでは選んだ種について品質や耐性の育種を実施する。
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欧州における食品安全・保健政策講義/共同事例研究/実地研修(計24時間)第3セメスター1選択ボルドー大学(UB)Prof. Dominique ROLIN(UB)、Prof Catherine BENNETAU(BSA)、Ass Prof Benoît GROSSIORD(BSA)
企業が新しい機能食品を開発する際には、ターゲット地域の既存の食品安全・保健制度を統合しなくてはならない。欧州では健康は公的課題であり、政府や欧州の組織が資金提供している。そのため、国や欧州レベルの組織が保健や食品の安全を評価し、国際的な食品安全政策を決定している。欧州内には国それぞれに独自の食習慣があるため、同じ目標とねらいを順守し、かつ国ごとに適合させた規制が求められる。ここでは、いくつかの特定の国だけでなく欧州の一般的な食品政策を紹介する。また、欧州と欧州の国々で食品安全評価が確立された経緯も紹介する。欧州規制を重点的に取り上げる。消費者情報、食品法、申し立てシステム、栄養学的アプローチにおける食品補助サプリメントの特異性などを全般的に考察する。さらに化学物質および微生物の毒性評価を学習する。
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栄養・マイクロバイオーム・免疫講義/事例研究と個別作業第3セメスター3選択ボルドー大学(UB)Prof N. Larmonier
不十分または不適切な食事摂取は特定の微量栄養素を欠乏させ、宿主保護に不可欠な免疫系の機能不全を引き起こす。栄養不足は、適応免疫および先天性免疫を含むさまざまな免疫系に影響を与えかねない(TおよびBリンパ球、単球、食細胞やナチュラルキラー細胞機能と補体反応など)。例えば肥満や栄養による行動障害などさまざまな病態が免疫機能に影響をおよぼし、病原体、慢性炎症、自己免疫、ガンのリスク上昇に対する防御を弱める。ここでは、栄養摂取、微生物相、免疫系の通常機能や病的機能の相互関係を中心に取り上げる。以下の授業でこれらのテーマを学ぶ。

Axe 1:免疫系の生理的機能の制御と維持における食事と栄養の重要性、食事に関連する炎症反応(慢性炎症および関連病状: IBD、ガン…)
Axe 2:肥満および関連障害におけるアディポカインの免疫系調節
Axe 3:腸内微生物叢、免疫、炎症への食事成分の影響、および生理病理学的影響(ガン予防、自己免疫)
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栄養・生体制御と主要疾患講義/事例研究と個別作業第3セメスター3選択ボルドー大学(UB)Prof. J. Lang、Prof. J.P. Savineau、Associated Prof M. Raoux、Associated NN
糖尿病や心臓血管病など代表的な人の慢性疾患は、遺伝的背景と重要な栄養成分が関連する生活習慣の相互作用が特徴である。極端な場合、障害が「メタボリックシンドローム」を引き起こし、グルコースホメオスタシスや心臓血管に影響を与えることもある。 近年、肥満や栄養に関連する疾病が増加し、栄養や生活習慣が健康に影響を与える根拠を理解する必要性がさらに高まっている。
通常の、および修正後の栄養ホメオスタシスモデルと実例を紹介し、動物モデルへの影響を学習する。全身、臓器、細胞レベル、分子レベルでの栄養のシグナル伝達、統合、短期的な実験効果、長期的な疫学調査を中心に学ぶ。
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動物性食材の品質管理講義/共同作業/実地研修(計24時間)第3セメスター1選択ボルドー大学(UB)Prof. Dominique ROLIN (UB)、Prof Maria URDACI (BSA)、Ass Prof Marie-Pierre ELLIES、Dr Guillaume DURAND(BSA)、Ing Anne-Marie ELIE(SA)
現在、動物性食材の品質評価には、植物用のものと同等の技術、または特定の技術が用いられている。ここでは、動物性食材の品質とその評価を理論的に、および実習を通じて学ぶ。品質評価案は以下のとおり。
1. 欧州で採用されている食材の標準評価システムを順守した、動物性食材の官能およびテクスチャー評価(機械的手法/レオロジー)
2. 加工食材における動物性物質の不正使用を明らかにする核酸検出同定検査を基にした組成評価
チームは、動物性食材の味覚を評価するアプタマーを活用した独自の革新的手法を開発中である。実地研修ではこの革新的手法を活用する。
また、動物性物質に特異的なDNAプローブを利用した実験室解析も開発中である。これにより、加工食品で使われている食材の種類を確認することができる。
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水性および食源性微生物病と食習慣講義/事例研究と個別作業第3セメスター3選択ボルドー大学(UB)Prof T. Noël, Prof A. Blanchard、Prof V. Dubois、Associated Prof G. Barroso、Associated Prof I. Accoceberry、Associated Prof L. Beven、Associated Prof K. Dementhon、Associated Prof L. Rivière
食源病(「食品媒介性疾患」、「食品媒介性感染症」、「食中毒」とも言う)は、世界中にまん延する公衆衛生問題である。食源性微生物病は有害化学物質や、細菌および糸状菌による天然毒素の存在だけでなく、食品の腐敗や、病原菌・ウイルス・寄生生物による水や食品汚染によっても生じる。これらの疾患は症状もさまざまであり、食源病の「症候群」は1つではない。しかし、微生物や毒素は消化管から体内に入るため、消化菅が食源病の原点ということになる。

水中ウイルス(A型肝炎、ノロウイルス)、食源性細菌(サルモネラ、カンピロバクター、リステリア、大腸菌、クロストリジウム)、寄生生物(トキソプラズマ、 アメーバ、クリプトスポリジウム、ミクロスポリジア、条虫)など食源病の原因となる代表的な微生物を例にとり、 その生活環、 自然宿主、 感染形態、および食源病の生理病理学を紹介する。その他、飲食物内に存在する可能性のあるマイコトキシン(アフラトキシン、オクラトキシン、トリコテセン)、新興毒素 (エンニアチン、ビューベリシン、モニリホルミン)、これらの産生菌類を取り上げる。急性毒性と慢性毒性、毒素汚染の検出と定量、EU基準について学ぶ。
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フランス企業インターンシップ実習・実験第3セメスター15選択ボルドー大学(UB)Dominique Rolin, Michel Hernould, Claudine Trossat, Valérie Schurdi-Levraud
この講義を履修した学生はフランスもしくは海外の企業・研究所等において最低5か月(700時間)以上インターンシップを行う。フランスや欧州の企業風土や文化を学習することに加え、学習内容を特定課題研究執筆や就職へ活用することを目指す。インターンシップはボルドー大学と合意書を取り交わした企業リストから選択するか、もしくは学生自らが申請し、インターンシップ関連の委員会が承認した事業者において実施する。インターンシップの成果はレポートとしてまとめ、成果報告会にて発表する。
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